キレーション治療とサプリメント治療の副作用(問題点)


1.一時的な対処療法であるということ

2.適切な量の摂取とは

サプリメントには、一日の摂取目安量が記載されており、キレーション剤は医師の指示の下、摂取量を決めていると思います。人間はそれぞれ性別や年齢、身長、体重、体質、各臓器の大きさ、遺伝子、全てが違います。それを「この人には、これだけの量」と医師やメーカーが簡単に決められることなのでしょうか。

 

医師からサプリメントを出される時、同じミネラルでも量やメーカーがころころ変更になった事はありませんか。あまりよろしくない医師だと何の説明も無しに勝手に変更されていたでしょうし、説明の上手な医師でしたら、個人個人サプリメントとの相性があるので色々と試してみましょうと言うでしょう。(もしかしたら、このホームページを見た医師が説明を上記のような説明に変えるかも知れませんが。)

ここで一つの事実があります。それは「試している」という事です。言い換えると「試す」まで患者も医師もわからないという事です。ビタミンやミネラルのサプリメントであれば、それでいいでしょう。しかし、キレーションサプリやキレーション剤となると話は別です。それなりに身体に負担が掛かりますし、場合によっては予期せぬ悪影響がでる場合もあります。

 

人間は全体で一つの生命です。全体で一つの生命体として機能するように出来ています。誰かが考えたものではありません。何千年も前から続いている自然の摂理です。

 

腹が減ったら食事をする。腐ったものを食べたら気持ち悪いと感じ吐き出す。前日、食べ過ぎ飲みすぎたら翌日の朝は腹が減らない。運動したら少ししょっぱいものが飲みたくなる。

頭で考えなくも、自然と栄養バランスを考えていたり、細菌やウイルスを避けたり、胃や腸を休めたり、体内のミネラルバランスを整えたりしています。

食べる量だって違います。身長、体重、性別が同じでも大食漢の人もいれば小食の方もいるでしょう。胃や腸、腎臓、肝臓の大きさや消化酵素の働き、全てが一人ひとり違うからです。人間(生物)はこの様にして、生命を守る為の危機回避能力を働かせる力を持っています。

例えばアルコールを分解する酵素が少ない方がアルコールを摂取すると、どうなるでしょう。酔いが回って気持ち悪くなると思います。それを無視して飲み続けたとしましょう。体は危険だと察知して嘔吐するでしょう。そこを超えて飲んでしまうと、急性アルコール中毒で死に至るでしょう。

 

つまり、急性アルコール中毒で死に至るまでにいくつもの危機回避能力を働かせているのです。

もう一つ例をあげましょう。美味しいからといって食事を食べ過ぎた場合、膨満感を感じ食欲がなくなるでしょう。胃や腸がもう容量オーバーで入りませんよと伝えている訳です。それを無視してさらに食べ続けたら、やはり嘔吐してしまうでしょう。

人間は使用しなくなった機能や細胞が必要ないと判断した機能は衰退させ、別の必要な機能が発達する等して、僅かながらでも変化していきます。このようにして生物はその種を絶やさないようにしてきたわけです。つまり生物は本能的に生き残る道を選択しています。

 

使用しなくなった機能が衰退する例のわかりやすいものとしては、「普段からずっと座りっぱなしで立ったり歩いたりしない方は足腰の筋肉が弱る」「脳をあまり使わない方は認知症になりやすい」といった変化でしょう。

 

では、あまり食事を取らず、サプリメントで栄養を摂取し続けている方はどうでしょう。食事をした際にどのぐらい食べたらお腹がいっぱいになるかストップする危機回避能力が働かなくなり、食事をする度に嘔吐してしまうかもしれません。

 

昔から、伝わる「健康には腹八分」という言葉の意味がまったく理解出来なくなる日がくるかもしれません。

 

私はサプリメントやキレーション治療の問題点の一つはここにあると思っています。人間が本来持っている生物としての危機回避能力(本能)を働かせることが出来ないまま、体内に濃縮された成分を入れてしまうということです。

ですから、医師も患者も何かしらの症状が出てから右往左往するのです。

 

 

 

3.キレーション治療の副作用について