医療の進歩と疑問


医療の進歩・発達によって、人間の寿命が伸び、マラリアや結核等の様々な感染症に罹患することが減ったのは、紛れもない事実です。しかしそれと引き換えに、現代の先進国では、原因不明の病気や自己免疫疾患等の難治性の病気にかかる人の割合が増えてきています。この原因不明の病気や自己免疫疾患が増えた理由として、清潔すぎる生活環境や各種薬剤の摂取量の増加が原因ではないかと言われています。

 

最近ではこのような原因不明の病気や難治性の病気に対して、様々なサプリメントを使用した治療が増えてきています。(サプリメントを使用した治療で効果が上がっているかは別です。)中には、ヒーリング等を行ったものもあるようです。全てのサプリメントを否定するわけではありませんが、そもそも人間という生物(生命体)にサプリメントは必要なのでしょうか。

 

生命(人間)の誕生は、母親の胎内で精子と卵子が受精し細胞分裂を繰り返すところからスタートします。これは何千年も前から続いてきた一つの真理であり、事実です。胎児が成長する過程で、母親が何かのサプリメントを飲まなくては胎児に栄養を送れないといったこともありません。

赤ちゃんが生まれて成長する過程においても同様です。私たちはサプリメントを取らなくてもちゃんと成長し成人になることができます。

 

現代では、医療の進歩(薬の使用)によって、感染症や寄生虫から身を守ることが出来るようになり、その代わり様々な自己免疫疾患が増え、それらの治療の為に多量のサプリメントを使用しています。さらなる医療の進歩(サプリメントの使用の増加)によって、この先、人間はどのような困難と向き合わなくてはならない事になるのでしょうか。