薬について


私自身の経験でもそうですが、薬は使用すれば使用する程、後々薬に頼る回数は増えていく一方です。そして中々、「薬を減らそう薬を使用せず治そう」と親身になってアドバイスしてくれる医師に出会うことは出来ません。(中には、そういった志で治療されている医師の方もいらっしゃるとは思いますが一般的な話をしております。)

 

医院を経営する側の立場に立ってみれば、長時間かけて薬を使用せず治していくようアドバイスするよりも短時間のアドバイスで薬を処方してしまった方が効率的ですし医院の利益も上がります。また患者がとにかく薬の処方を求めるといった傾向もあるようです。

 

ただ、出来る限り薬を使用せず正しい対応をすれば人間の体は自然と治る方向に向かっていくということを認識しておくことはとても大事だと思います。

 

~一つの例として私の知人が風邪を引いた時の会話を記載致します~

 

ある時、知人に「出来る限り薬を使用せず正しい対応をすれば人間の体は自然と治る方向に向かっていく」という話をしたら、「免疫力を上げれば良いというのは知っているが、風邪を引いても休まず働かなくてはいけないから薬を飲んで働いている」と反論されたことがありました。私自身の経験では、風邪を引いて抗生物質を飲んで回復するまでと、飲食物からビタミンCを沢山摂取して回復するまでの期間では、さほど差がなかったように思います。

サプリメントについて


薬を使用しない治療という事で、最近、何種類ものサプリメントを利用する栄養療法といったものが増えてきております。特にアメリカでは、医療機関向けにサプリメントを販売する会社も増えてきているようで、日本でも個人向けには販売しないというサプリメント会社があるようです。

 

それでは一度サプリメントについて考えてみましょう。

 

サプリメントはビタミンやミネラル等、特定の成分を濃縮させたものです。日本で一般的に普及し始めたのは1990年代前半でしょうか。当時はミネラルよりもビタミン剤が多かったように記憶しております。

その後、様々なミネラルのサプリメントが出始め、海外でもサプリメントや人体に関する研究が進み、ミネラル単体でサプリメントを取っても体内では吸収されづらいことや、特定のビタミンだけ取っても吸収されないといったことが判明してきました。(わかりやすい例でいうと、ビタミンB2・ビタミンB6等は単体で摂取しても吸収されづらく、ビタミンB群としてまとめて摂取した方が相互に作用する為、吸収されやすくなるといったことです。)

 

最近ではさらに研究が進み、アミノ酸や酵素が添加されていないと吸収されづらいといったことも判明し、人体に吸収させる為にサプリメント製造会社は加工方法(キレート加工やタイムリリース加工等)や製造方法にもこだわるようになってきました。

今後も、現在流通しているサプリメントの効果が薄かったことが研究で判明すれば、さらに品質改良が行われていくことでしょう。品質改良を行うことが高付加価値となり製品を販売する上でのアピールポイントとなるでしょう。

 

ここで一つ考えて頂きたいことがあります。そもそもなぜあなたはサプリメントを取るようになったのでしょうか。「何となく健康に不安を感じているから」「特定の疾患に効果があると聞いたことがあるから」「難治性の病気で治療の為に医師から勧められたから」

 

恐らく、このホームページをご覧になられている方は、最後の理由が当てはまると思います。私自身もそうでした。それでは少し踏み込んで考えて頂きたいと思います。そもそもなぜ、これまでは食事から栄養を摂取出来ていたにも関わらず、食事からはその栄養が吸収されなくなってしまったのか。そして、その栄養はサプリメントで摂取すれば吸収され、病気が治癒するのでしょうか。

 

最近では、オリゴスキャンという体内の重金属蓄積量を検査する検査機器があります。私は一時期、特定のミネラルの高濃度サプリメントを摂取していましたが、数か月摂取した後、再検査を行ったら、ほとんど数値に変動はありませんでした。つまり吸収されていなかったのです。

吸収されなかった理由は何なのでしょうか。そして吸収されなかったサプリメントは体内でどのような働きをし、最終的にどこにいってしまったのでしょうか。